
2025/11/26 (Wed) 10:00:54
今蒸気機関車の排気音のシンクロに興味を持って試行錯誤しているが、偶然ユーチューブ動画で見た模型のSLに痛く感動した。 そのロコは固定台枠だが、シリンダーが2組持つ機関車。 そのロコの前部動輪が空転するシーン。
勿論サウンド搭載ゆえ、空転すると排気音も早くなり、後部動輪の排気音は遅いまま、つまり1台のロコで間隔の違う音が出るのだ。 アメロコには前部台車と後部台車を持つアーティキュレーテッドタイプとマレー式のロコが非常に多い。 これらの実機は前部台車の動輪がやたら空転する。 だからユーチューブ動画のロコは実にリアルという事で感心したのだ。 実際の処SLは動輪の空転は日常茶飯事だが、模型の世界ではほぼ起きない。 何故なら、模型の場合は牽引力牽引する列車の重量が超軽量だからだ。 シンクロが旨く言ったら所有車両の1台は思い切り動輪を磨いて空転音を楽しみたいと思った。
2025/11/25 (Tue) 08:03:39
日本はDCC後進国だと実感する。 尤も日本では鉄道模型をたしなむ人の大多数が、特にHOの人は作る、買って飾る、見て楽しむ派が圧倒的に多いのではと思う。つまり走行させて楽しむという人は勝手な推測だと精々1‐2割だろう。だからDCC何て無用の長物恐らく今後とも日本はDCC後進国のまんまだろう。 サウンドなんてDCCのごく一部で、言うならば刺身のツマみたいなものだと私は思う。例えて言うならDCCは鉄道車両だが、DCはケーブルカーだ。 鉄道車両には各列車毎に運転手が乗って自由に走行しかも同じ線路上に複数の列車が違う速度で、違う方向で走行する。一方ケーブルカーの運転手は車両の中ではなく頂上か麓の駅で運転する。同じ線路にいるのは一列車だけ複数の列車を走らせても、すべて同じ速度で同じ方向という事だ。DCCの最大の特徴は音ではなく線路上を列車が自由に走行できるという事だと私は思うのですが。
2025/11/23 (Sun) 10:47:49
今回の試作はこの機械式のシンクロに拘っていたわけではなく、手持ちのロコの多くにこのサウンド用カムが装備されていたので、一寸使ってみようという事で思い立たのだが、接点の取り付け位置が床板の下で、しかもロコの動輪径が小さく床下のクリアランスが厳しかった。 それで出来るだけ薄く作り、床下故堅牢で、絶縁もという事で結構大変でした。 一旦ひな型が出来れば作るのは簡単で工作力も不要ですが。 もっとも今のデコーダーは優秀なので、スタート時の排気音のシンクロだけの差で、走り出してしまえばほぼ関係ないと言えます。
精々自己満足の世界=趣味のなせる業って―事でしょうか。 私はもう泥沼にはまってます。 正確に言うと工作ではなく、デジタルICを探して、DCCは踏み込むとそこは工作とは無関係の電子工作になっちゃう 実に面倒な世界です。今はホールICに、それこそ名前の示す通り穴に、ドツボに嵌った。
2025/11/22 (Sat) 07:18:38
テスターで確認しながら数回脱着をしリン青銅線の曲げ角度調整した。 ほぼ確実にON/OFFできるようになった。
下回りだけでデコーダーを装着しテストをした。装着したのはこのロコに搭載していたデコーダーでのテストだ。
最大の特徴は当たり前だが、スロットルを上げても動輪が回るまではドラフト音は全く出ない。 そしてデコーダーの自動制御の時と比べ明らかにドラフトの音の出る間隔が違うのである。 これまではデコーダーの自動制御のサウンドで特に不満があったわけではないが、この機械式との違いがこれほどあるとは一寸予想外だった。 使用デコーダーはDigitrxのSDHシリーズ
2025/11/21 (Fri) 16:27:04
今日やっとベーク板来たので、サウンドシンクロの接片つまりシュッという音の断続するスイッチ部分を作ったのだ。動輪の車軸に装備されたこのロコは御結びタイプのカムではなく円形ドラムに金属片が付いていて、その金属とこの接片が接触するとシュッという音がでる仕掛けです。
これはPFMサウンドの遺産で、かなりの輸出モデルの車軸にはこのカムが装備されていました。 オークションなどで入手したロコに極稀にこのこの接片が付いたままのを見たことが有るが、ホール基盤にリン青銅線のこの接片をハンダ付けという物ばかりでフレーム底部で見える事は皆無ですが、何となく嫌でちょっとだけ見栄え良く作ったつもりです。
2025/11/18 (Tue) 09:55:45
ポイントマシン制御関連が一応一段落したので、次はロコのサウンド整備に移る予定です。この件についてはモーターをカンからコアレスへの移行は基本方針として決定した。 最期の課題が古くて新しい「サウンドのシンクロ」で、これはDLサウンドでは殆ど問題なしだが、SLの場合は必須では無いが、どうせこだわるならこれもやろうぜという事での課題だった。だが、今の蒸気サウンドデコーダーには、モーター等の速度を電子的に割り出してチャフ(排気音)の間隔を調整機能を装備しシンクロさせているので、別途シンクロさせる仕掛けは必要ないともいえる。 ただデコーダーのシンクロ機能の最大の欠点は、クロスヘッドがシリンダーの最先端(後端)でチャフ音を出さない、出せないと言う点だ。つまりデコーダーには当然だがクロスヘッドの位置を知るすべがないからだ。 だが、サウンドデコーダーの一部には位置を知らせれば、クロスヘッドの動きに忠実に従ってチャフ音が出せる。 その位置確認に有効なのが50年位前に発売されたPFMサウンドが使っていたサウンドカムという代物だ。 幸いなことアメロコの多くがこのサウンドカムを装備しているものが多い。 またPFMサウンド搭載を予定してテンダーの底にスピーカーの放音口の穴が空けられている製品も多かった。 という事でアメリカ型所有の私にはお膳立てが揃ってはいたのである。
で終活故?断捨離ではなく、弄り壊そうという魂胆なのである。
2025/11/17 (Mon) 22:24:14
ATLASからポイントマシン制御用のアクセサリーデコーダーが発売されている。 テストしようと思いつつ1年近くたってしまった。 ようやく重い腰を上げてテストしてみました。 このデコーダーの売りはコイルタイプとスローモーションタイプのマシンを混在して制御できるという代物、両タイプ使えるデコーダーは有るが一基で両方を制御できる物は無かった。 少し前のブログで書いたが、その時はコイルタイプのみで混在させていなかったが今回は混在でテストした。 前回の悪戦苦闘はどこえやら、一発で混在成功だった。 従来使っていたDS52は1基で2個のマシン制御だったから、取り立てて混在の必要性を感じなかったが、このATLAS344は1基で6個のマシン制御ができるので、私のレイアウトのようにコイルとスローアクションタイプが半々のレイアウトには非常に便利だ。日本ではDCCは超後進国、ロコですらこの通りなのだから、ポイントマシンをDCC化している極少数派だろう。 これは趣味の世界、好きなように楽しむのが基本中の基本だ。 ただ私はDCCで楽しむのが好きというだけのこと。「DCCは一粒で2度美味しい」というのが私の持論です。
2025/11/15 (Sat) 10:31:24
私のレイアウトはポイントが30個近くあるが、すべてDCCで操作している。 線路もポイントも篠原とATLASと2種類使っている。ポイントマシンもスローアクションタイプのTORTOISEとATLASをほぼ半々という構成です。両方とも取り付けが簡単なのとポイント切替が確実と言う点で勝手にサイコウと評価しています。特にATLASポイント&マシンは取付時間精々3秒で無調整&動作確実なんでずぼらな私には最適組み合わせです。
シノハラのポイントは予備ゼロ、かなりヘタッテきたポイントもあり、そろそろ交換時期かな、ということで我がレイアウトがオールATLASになる日は近いようだ
。シノハラが廃業して数年たつが、日本ではDCCは後進国で、シノハラの線路は問題が無いが、DCC用としては決して使い勝手の良い線路ではない。 シノハラの廃業もまた当然の帰結と言えるのだろう。
2025/11/13 (Thu) 08:56:07
ユーチューブ動画で古いブラスモデルの全面修理の動画を見つけた。 修理者はアメリカ人。 その前に黎明期の日本製輸出モデルを見てとても感激した。 デティールははぼなく動輪は輪芯は抜けていなで玩具っぽい感じがするが、ボイラーバンドは手巻き、カウカッチャー、手造り感満載のロコだった。 そんなロコの手直しを見てやはりなと思ったのが外れた部分の再ハンダ工程だった。 この方はフラックスを一切使わない、だからハンダは流れず、盛り上がるだけ、そして盛り上がり部をヤスって終わり、ハンダが流れず、鏝を当てる時間も長いのに強度不足も起きる。 また小手先も小さいなと感じた。 とはいえこの人のお陰で古い日本製ロコが再生されたのは大変喜ばしい事だ。
2025/11/12 (Wed) 10:54:01
ここの処マニュアル作りに励んでいます。 扱う商品のマニュアルは全て英文なので、結構飛ばし読みする癖がついてしまいました。 今回は各マニュアルを精読していたら色々な事に気が付きました。一例はDIDITRAXのDS52というポイントマシンを制御するデコーダーには2つの制御端子があるのですが、私の場合例えば本線から特定の引き込み線に入る場合5‐6個のポイントを通過するのですが、制御ボードが無いためDCCコントローラのルートという機能を使い5‐6個のポイントを操作するデコーダーに切替信号を送って切り替えます。すると1個のDS52が同時に2個のマシンを動作させるので仕様電流をオーバーすると思っていたのですが、DS52自体で2個のポイントは時間差で動作することが解かった。 つまり命令を受けても実際の動作は1個づつポイントを動作させるので電流オーバーは起きないことが解かったのです。つまりメーカーは我々素人が心配するようなことは全てお見通しでクリアーしてから製品化しているという事でした。 まぁ実にお粗末な話ではありましたが、これで安心して使う事が出来ると思った次第なのであります。 私のレイアウトではほぼこのデコーダーを使っていますが、今のところ全く故障も無くきちんと働いています。
DCCのギミック - Bigboy
2025/11/11 (Tue) 09:32:26
前回書いたFire flickerの件だが、どんなデコーダーでどんな動作かというとこんな感じです。
手前側がマーズライト、奥がFire flickerですが、Fire flickerは赤だと目立つが、実際は黄色っぽい方が正確だろう。
使用デコーダーはNCEのLight-Itです。
https://americanloco.cart.fc2.com/ca468/2448/p-r468-s/
何やってんだかぁ~ - Bigboy
2025/11/10 (Mon) 18:21:02
マニュアルを作ったのでいざ実践ということで、ATLAS 344 HO/N MASTER TURNOUT CONTROL UNITをプログラムしてテストをすることにした。 このデコーダーはロコではなくポイントマシンを制御するデコーダーだ。 これまでポイントマシン用デコーダーのプログラミングはそこそこ経験があった。設定も比較的簡単だったので、一寸なめてかかってしまった。 ところがである、何度やってもプログラム出来ないのだ。 もっと難物もこなしてきたのに、もう完全にムキニなってプログラム作業の繰り返し、ここで何時もの私の捨て台詞、此奴故障、不良品だ。それで仕方なく新品の同じもので試みるがダメだ。 流石に2個不良品はあり得ない、不良品は自分の頭だということで、自分のやり方を疑った。 それで もう一度マニュアルを最初から読んで忠実に実行した。
何のことは無いプログラム手順は間違っていなかったがデコーダーへの接続電源の電圧やその他要接続の機器を繋いでいなかった。 気づくのに丸一日費やした。
機器電源を繋いだら、最初のも次のも一発でプログラム完了だった。 何時もの事だが、何やってんだかぁ~、あー疲れた。